(以下「甲」という。)と、 (以下「乙」とい
う。)は、甲が甲の顧客に対し実施してきた 機器(以下「機器」という。)
の保守保全業務(以下「業務」という。)を乙に委託するものとし、ここにその保守保全
業務委託に関する覚え書き(以下「本覚書」という。)を締結する。
第1条(本覚書の目的)
甲および乙は互いの信頼関係をもとに、甲が甲の顧客に対し実施してきた機器の業
務を乙に委託するものとし、乙はこれを受託し、誠実に履行することによって相互の
発展繁栄を目的とするものである。
第2条(業務内容)
1.本覚書に基づく乙の業務内容は以下の通りとする。
(1)甲が甲の顧客へ納入した機器あるいは今後甲が甲の顧客に納入し設置され
る機器の据付または加工並びに修理を含むメンテナンス等において、甲が発
行する仕様書等をもとに甲が乙に指示する内容の保守保全
(2)甲の顧客への予備部品等の納入および管理
(3)甲の顧客からの機器に関する問い合わせ等の応対
(4)その他、業務遂行のための技術や知識等の向上と、前項にかかわる附帯業
務
2.以下の項目は甲の権限であることを乙は承諾する。
(1)甲の顧客からの機器のトラブル等についての一切の受け付け。
(2)前項にかかわる受付を甲がした場合、乙は甲の指示のもとで速やかに甲の
顧客へ甲と同行訪問するかどうかの判断。
(3)第5条の通り、乙は該業務に関する計画および内容を速やかに策定し甲に
提出するがその実施承認。
(4)業務遂行にあたる乙の従業員の、技術レベル等の問題による入れ替え。
第3条(業務費用)
1.本覚書に関する乙の業務費用は、直接甲の顧客へ請求するものとし、甲は一切 |