化学・バイオ系に限らず、電気・機械系においても、実施例や比較例の数値を表にまとめて、特許出願時の明細書（実施形態）内に組み込み出願するパターンがありますが、実際に公開公報などをチェックしてみると、請求項や実施形態に記載された数値範囲は逸脱しており、どの技術分野も２割ほどの確率で誤記が見つかります。
これは、人海でのチェック作業に限界があるという証拠ですが、本ソフトは、WordまたはExcel等で作成された表（オブジェクト）と、特許請求の範囲に記された全請求項を一括して、瞬時に高精度に数値チェックができる機能です。
請求項や実施形態に記載する数値範囲を、誤記なく高品質に時短に作成支援するだけでなく、表の中に記されている全数値から自動的に上限・下限の範囲を認識し、数値限定クレームを構築するという機能も装備しています。

【typeCHEMでできること】
●Word上で、一括して表数値と数値限定クレームの照合チェックができます。
・【表数値と数値限定クレームの範囲外ハイライト】
・【表数値の上限値と下限値を自動抽出】
・【化学式中の置換基と本文中の説明文の照合】※機能追加予定
・【置換基の説明文の有無チェック】※機能追加予定